愛媛の自然素材住宅を建てる工務店

私が、自然素材の住宅を作ろうとした想いをお話しさせていただきます。

2003年4月から建築の業界へ入り、先代の下で仕事をしてきました。家の造り手としてお客さまの要望を少しでも多く叶えることで喜んでもらう。使う建材は自分たちが良いと思うものは納得してもらえる。そのような家を建ててきました。日々は過ぎ、2019年12月に長女が産まれてから家づくりに対して少し考えるようになりました。

「このまま、今まで通りの建材を使った家を建てても良いのか？」と・・・

娘に特別何かがあったわけではありません！でも、人は十人十色で色々な体質を持っています。その中で、「従来の建材などを使用し影響のない人が住める家だけを造り続けて良いのだろうか？」「もし娘がアレルギーなどに反応を示すことになったらどうしよう？」と、時折思うようになりました。

その、不安のようなものを私自身は仕事なので何とかなりますが、ローンを組んで住まい続けるお客様のことを考えると『健康な人が住める家造り』ではなく『誰もが安心して住み続ける家造り』を目指していくべきではないか？という思いと「良いものだからと言って、当たり前に高い家にしてはいけない」とする考えから、安心で安全を目的とした自然素材の家の商品開発を行いました。

無垢の床材で木材屋さんと話し合ったり、壁に塗る材料で沖縄の業者さんとお会いしたり、ビールクロスではない壁紙を探したり、細かい所ではシロアリ予防の薬も何か自然素材の商品は無いのか？・・・一つ一つ探したり協力業者さんに問いかけて探してもらい、じっくり考えてやっとの思いで商品化できました

この機会に自然素材を使った住宅に興味を持っていただけたら幸いです。宜しくお願いいたします。